複数の監督による映画『ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー』(原題)で監督の一人としてデビューするはずだったスカーレット・ヨハンソンが全編カットという屈辱を味わった。

スカーレットのほかに監督をしたのはナタリー・ポートマンやブレット・ラトナーなど。彼らの映像は無事に本編に含まれることになったが、スカーレットの映像については「見るに絶えない」「ひどすぎてカットされた」という関係者談をニューヨークポスト紙は報じている。しかし、映画のプロデューサー、エマニュエル・ベンビヒーの意見は違うようだ。彼は、「スカーレットの映像は具体的な対人関係を含んだものではなく、白黒で撮影するために概念化され、ほかの監督の映像とかけ離れていた」とコメントし、作為的な違いがカットした理由だと述べている。
[シネマトゥデイ映画ニュース]
一言 スカーレット・ヨハンソンには監督としての才能がないのか。まだ若いからチャンスは幾らでもあるのでめげずに頑張ろう。
★スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson、1984年11月22日 - )は、アメリカ合衆国の女優、歌手。
身長163cm、体重54s。左利き。英語では、jo-HAN-senと読まれ[1] 、カタカナ表記では「ジョハンソン」が近い。
生い立ち
ニューヨーク州ニューヨークにて、双子の姉として生まれる。名前の由来は『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラからである。父親のカースティン・ヨハンソンはデンマーク系の建築家、祖父のアイナー・ヨハンソンは脚本家、母親のメラニー・スローンはアシュケナジム・ユダヤ系の映画製作者。姉(ヴァネッサ)と双子の弟(ハンター)も俳優をしている。他に兄弟は兄(アイドリアン)と異母弟(クリスチャン)がいる。
スカーレットが13歳の時に両親は離婚、ニューヨークとロサンゼルスを行き来していた。2002年にプロフェッショナル・チルドレン・スクールを卒業。
キャリア 俳優活動
幼い頃から演劇教室(リーストラスバーグ・シアターインスティテュート・フォー・ヤングピープル)に通い、8歳のときにオフ・ブロードウェイの舞台『Sophistry』でデビュー。1994年に『ノース 小さな旅人』で映画デビュー。『のら猫の日記』や『ゴーストワールド』で注目を集める。
2003年公開の『ロスト・イン・トランスレーション』、『真珠の耳飾りの少女』での演技が高く評価され、この年のヴェネツィア国際映画祭ブレイク女優賞やロサンゼルス映画批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞を受賞、英国アカデミー賞では両作品で主演女優賞のダブル候補となり、前者の作品で共演のビル・マーレイと共に受賞し、ゴールデングローブ賞主演女優賞(前者でドラマ部門に、後者でミュージカル・コメディ部門)にノミネートされ、、一躍ハリウッド期待の若手女優となった。
2004年公開の『ママの遺したラヴソング』で再びゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)の候補となった。
2005年には『アイランド』で初のサマーシーズンの大作映画でユアン・マクレガーと共に主演を務める。しかし、作品は興行的に奮わず失敗作の烙印を押されてしまい、ユアン・マクレガーと共にフィルムメーカーから失敗の責任を押し付けられてしまった[2]。一方、同年公開の低予算で作られたウディ・アレン監督作の『マッチポイント』では高い評価を受け、ゴールデングローブ賞 助演女優賞の候補となった。
2006年にはトム・クルーズ主演の『M:i:III』にも出演する予定であったが、製作の遅れに伴い降板。一説ではクルーズにサイエントロジー入信を迫られたためとも報道[3]された(ちなみにスカーレットが演じる予定だった役にはケリー・ラッセルが起用された)。また、同年公開された『ブラック・ダリア』では批評家からミスキャストと評された[4]。
音楽活動
2007年4月27日にカリフォルニア州インディオで行われた野外ロックフェス「Coachella Music Festival」でジーザス&メリーチェインのライブに特別出演した[5]。
2008年5月20日にトム・ウェイツの楽曲10曲をカバーしたアルバム『レイ・マイ・ヘッド』で歌手デビューした。同アルバムはデヴィッド・ボウイもボーカルで参加している[6]。アメリカのビルボードチャートでは初登場126位、イギリスのアルバムチャートでは初登場63位を記録。
その他の活動
2004年からルイ・ヴィトンの、2006年からはロレアルの広告塔に起用されている。
メディアによる外観
2006年2月に、キーラ・ナイトレイと共に表紙を飾った米ファッション誌「Vanity
Fair」でセミヌード姿を披露し、話題となった。同年の3月27日に発表された米男性誌「FHM」が毎年行っている「世界で最もセクシーな女性100人」の2006年版ではトップに選ばれた[7]。他に複数ある同様の
ランキングでも選ばれていることから伺えるように、アメリカ国内ではセクシー女優(セックスシンボル)と位置づけられている。
2003年に俳優のベニチオ・デル・トロとロサンゼルスの
ホテルのエレベーター内で性行為に及んだとのゴシップ報道を機に、多くのその手合いの報道がされた。彼女は行為を行ったことに対し否定をしているが、前述した印象が強いためにこのようなイメージを持たれることは多い。ちなみに彼女はエイズ検査を年に2回受けていると発言している。これは奔放な性生活を送ってるからではなく、当然の義務として行っているというだけである。
私生活
過去に野球選手のデレク・ジーターや俳優のジャレッド・レトやベニチオ・デル・トロ、『ブラック・ダリア』で共演したジョシュ・ハートネットと交際をしていた。ミュージック・
ビデオに出演したことにより仲を噂されたジャスティン・ティンバーレイクとのことは、否定している(ただし、この話題が出た前後にティンバーレイクが長年連れ添った元恋人のキャメロン・ディアスと破局した原因は、濃厚なラブシーンが繰り広げられたこのビデオが関係していると言われている)。
2007年からは俳優のライアン・レイノルズと交際しており、2008年5月5日に婚約[8]、同年9月27日にカナダ・バンクーバー郊外で結婚[9]。
無神論者であると言われている。スカーレット自身はユダヤ系ではあるが、受賞時に神に感謝することは考えられないと発言している。
チャリティー
オックスファム(オックスフォード大学の飢餓救済委員会)という団体と共にチャリティー活動を行っている。2007年8月にがんの予防や治療法を研究する団体へのチャリティ目的として、ネックレスのチャームをデザインした。2008年3月には映画『He’s Just Not That Into You』のプレミアでスカーレットをエスコートする権利のチャリティー
オークションがかけられ、約US $40,100ドル(約405万円)で落札された。収益はオックスファムに寄付される[10]。
政治上の支持
民主党支持者である。2004年の大統領選挙ではジョン・ケリー候補を支持した。2008年の大統領選挙ではバラック・オバマ候補を支持しており、2008年1月2日にアイオワ州にてオバマ候補の推進運動を行った[11]。また、ウィル・アイ・アムがオバマ候補を応援する歌『Yes We Can』のミュージック・ビデオに出演。
主な出演作品
映画
公開年 邦題
原題 役名 備考
1994 ノース 小さな旅人
North ローラ・ネルソン
1995 理由
Just Cause ケイト・アームストロング
1996 のら猫の日記
Manny & Lo アマンダ
失恋セラピスト
If Lucy Fell エミリー
1997 ホーム・アローン3
Home Alone 3 モリー・プルット
1998 モンタナの風に抱かれて
The Horse Whisperer グレース・マクレーン
1999 ジョージ
My Brother the Pig キャシー・コールドウェル 日本未公開
2001 バーバー
The Man Who Wasn't There レイチェル・“バーディ”・アバンダス
アメリカン・ラプソディ
An American Rhapsody ジュジー/スーザン・サンドール (15歳の時) 日本未公開
ゴーストワールド
Ghost
World レベッカ
2002 スパイダー パニック!
Eight Legged Freaks アシュリー・
パーカー 2003 真珠の耳飾りの少女
Girl with a
Pearl Earring グリート ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート
英国アカデミー賞主演女優賞ノミネート
ロスト・イン・トランスレーション
Lost in Translation シャーロット 英国アカデミー賞主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
2004 イン・グッド・カンパニー
In Good Company アレックス・フォアマン 日本未公開
ママの遺したラヴソング
A Love Song for Bobby Long パーシー・ウィル ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート
スポンジ・ボブ/スクエアパンツ
The SpongeBob SquarePants Movie ミンディ 声の出演
スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦
The Perfect Score フランチェスカ・カーティス 日本未公開
2005 マッチポイント
Match Point ノラ・ライス ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネート
アイランド
The Island ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン
理想の女
A Good Woman メグ・ウィンダミア
2006 プレステージ
The Prestige オリヴィア
ブラック・ダリア
The Black Dahlia ケイ・レイク
タロットカード殺人事件
Scoop サンドラ・プランスキー
2007 私がクマにキレた理由
The Nanny Diaries アニー・ブラドック
2008 ブーリン家の姉妹
The Other Boleyn Girl メアリー・ブーリン
それでも恋するバルセロナ
Vicky Cristina Barcelona クリスティーナ 日本公開予定
ザ・スピリット
The Spirit シルケン・フロス 日本公開予定
2009 そんな彼なら捨てちゃえば?
He's Just Not That into You アンナ 日本公開予定
ミュージック・ビデオ
ボブ・ディラン「When the Deal Goes Down」(2006)
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」(2007)
ウィル・アイ・アム「Yes We Can」(2008)
CM
森永乳業「マウントレーニア カフェラッテ」(2006年 - 2008年)
ディスコグラフィー
アルバム
レイ・マイ・ヘッド Anywhere I Lay My Head (2008年)
主な受賞
英国アカデミー賞
2003年度 主演女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』
トロント映画批評家協会賞
2001年度 助演女優賞 『ゴーストワールド』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
2003年度 ニュー・ジェネレーション賞
ボストン映画批評家協会賞
2003年度 主演女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』
ハリウッド映画祭
2003年度 ブレクスルー女優賞
ヴェネツィア国際映画祭
2003年度 ブレイク女優賞 『ロスト・イン・トランスレーション』